表面加工処理のパイオニア集団の神奈川メッキ工業組合
めっき業従業員のバイブル めっき基礎読本

ベストセラー!
全国めっき業従業員のバイブル

ページ内容抜粋してご紹介

(7) 濃度に関する計算
[問1]工業用濃塩酸(34%,比重1.17)をうすめて10%の塩酸を作りたい。
塩酸と水の容量比をいくらにすればよいか。

これは、比重と濃度と容量の問題です。濃度34%で、比重1.17という塩酸とはどんな状態にあるのでしょうか。比重1.17というのは同じ容量の水の1.17倍の重さをもっているということです。水1リットルの重さは1,000gですから、比重1.17の塩酸の場合は1リットルで1,170gです。
この中の34%が塩酸ですから、1,170[g]×0.34=397.8[g]が塩酸であるということです。
1ミリリットル中には0.3978gの塩酸を含有しているということです。1リットルの34%だから340gということではありません。%は重量%だということを思い出して下さい。或る重さの何%が何gかということです。
いま仮に1リットルを基準に計算してみましょう。加える水の量を]とすると、

という計算をすればよいはずです。
397.8×100=(1,170+])×10
3,978=1,170+]
]=3,978−1,170=2,808
すなわち、水2,808gですから、2,808ミリリットル必要ということです。塩酸1に対して水は2.8必要となります。
では、比重はいくつになったでしょう。重さは1,170[g]+2,808[g]=3,978[g]です。
体積は1,000[ml]+2,808[ml]=3,808[ml]ですから、比重は

の密度ですから、比重は1.045となります。

めっき基礎読本

神奈川メッキ工組合業は発足当時から電気めっき技術向上の教育に力をいれてきました。 昭和58年に「めっき基礎読本」を編集・発行。現在まで増刷を重ね全国めっき業従業員のバイブルとして術書のベストセラーに名を連ねてます。
めっき基礎読本 改訂版(2010年)

お問合せ先
メール:meltuki@ace.ocn.ne.jp
電話: 045-633-5173
FAX: 045-650-7333
神奈川県メッキ工業組合