当社開発「フィリオ30」を用いた「複合洗浄消毒システム」が茨城県鬼怒川氾濫水害の復興に活用されました。
熊本地震復興の衛生対策としても活用の動きがはじまっています。
→茨城県鬼怒川氾濫水害復興での活用 詳細はこちら(PDF/一般社団法人 日本衛生管理協会より)
複合洗浄消毒システム
水洗後に、医療器具洗浄剤の洗浄ルネサンス(200倍希釈)を噴霧して毛先を軽く指で揉んで汚れを落とします。洗浄ルネサンスは非イオン界面活性剤の為に、その後のシェービング石鹸に影響を与えません。 また界面活性剤配合量としても従来洗剤の半分なので泡立ちも少なく泡切れも素早いのが特徴です。その後に再度水洗し、フィリオ30(500ppm:原液)を毛全体に噴霧して、乾燥させます。フィリオ30は除菌後に水に変化する為に安全です。特許取得製品フィリオ30は、塩酸やクエン酸など混ぜていない弱酸性・高濃度・次亜塩素酸水溶液です。メンテナンスとして定期的に洗浄ルネサンス(400倍希釈)に10分間静かに浸漬させて余計なタンパク質を分解洗浄します。山羊毛はアルカリ性に弱いので、仕上げに弱酸性のフィリオ30を噴霧して自然乾燥させてください。
血液による汚染が認められた場合は、手袋をして速やかに水洗してください。その後、洗浄ルネサンス(200倍希釈)に10分間浸漬させ血液を含むタンパク質を分解洗浄します。洗浄ルネサンスは漂白・金属腐食などもありませんが、10分以上は浸漬させないでください。水洗後に、毛全体を包み込むようにティッシュペーパーを巻きつけ、フィリオ30(500ppm:原液)を毛全体に十分に噴霧浸漬させます。その後に、法定消毒工程である煮沸消毒(煮沸状態2分)を行い、乾燥させます。 その際、熱により印字部位や透明樹脂などに影響が出る場合があります。
通常使用時は流水で良く洗い流してから、洗浄ルネサンス400倍希釈液で噴霧洗浄~フィリオ30を毛内部まで噴霧します。毛全体にフィリオ30が浸透する様にします。
血液付着時は流水で良く洗い流し、洗浄ルネサンス200倍液で10分浸漬~ティッシュペーパーで包んでフィリオ30を毛内部まで噴霧後、煮沸騰消毒2分行います。
定期的に洗浄ルネサンス400倍液希釈液で10分間浸漬させて、タンパク質を分解除去し、流水で洗浄後にフィリオ30原液を噴霧します。
今回使用したブラシ
熊野筆シェービングブラシ「T2sys 炭酸シェービング用 オリジナル熊野筆」
昭和27年創業者・竹森一男が面相筆(人形の顔を描くために開発された細かい部分や流れる様な線を描くための筆)の穂首造りを家内工業で始め、昭和46年(1971年)二代目・竹森鉄舟が設立した「竹宝堂」が毛娼筆としても使用できる熊野筆「T2sysシェービングブラシ」を作成しました。
理容師が筆職人と何度も話し合い、毛質・弾力・肌触りにこだわり、「(株)たねや」オリジナルとして作り上げました。「複合洗浄消毒システム」適合品として「FSSマーク」と共に製品独自の消毒マニュアルもあり、シェービングブラシとして理想的な衛生状態で使用できます。
フィリオ30と洗浄ルネサンスによる複合洗浄消毒システムは、
理美容師法定消毒を厳守する事を基本としたハイブリッドシステムです。剃刀・鋏からシェービングブラシなど様々に応じた詳しい使用マニュアルがございます。理美容(エステ)業界の方は御手数ですが、
理容衛生アドバイザー藤井実に詳細をリンク先の問合せフォームより御尋ねください。
フィリオ30(サーティー)及び洗浄ルネサンス販売元 株式会社スカイレインボー 代表取締役 早野雅人
<フィリオ30及び洗浄ルネサンスの試験結果について>
主要試験先は、一般財団法人)北里環境科学センターです
北里環境科学センターは、北里大学の衛生学部環境衛生研究センターを母体に、
昭和52年4月に設立された検査機関です
フィリオ30による 菌やウイルスでの試験結果及び洗浄ルネサンスによる汚染血液の除タンパク効果試験
試験報告書を別途おくらさせていただきますので、お手数ですが
下記メールアドレスに、①勤務医院 ②お名前 ③ご職業をご記入の上、
”試験報告書希望”で お問い合わせくださいませ
skyrainbow3729@yahoo.co.jp
医療福祉環境アドバイザー 早野雅人