HEVは紫外線に隣接した411nmの可視光線で、網膜細胞の酸化ストレスに影響し重篤な眼病の原因になることがあります。旧タイプのブルーライト・UVカット用レンズでは411nmをブロックすることは出来ず、380nm以下の紫外線だけをブロックしても1日中使用し続ける人には十分な機能ではありません。近年、紫外線・HEV・ブルーライトをブロックするHEV用レンズ素材「UV420」が開発され国内シェアが大幅に伸びています。
当店ではパソコン用メガネはIT系に精通したSS級認定眼鏡技術者資格取得者がご相談に応じておりますので、かなり専門的な内容のご質問もお受けしております。
市場に投入されている各社UV420系レンズを調査したところ、レンズの銘柄によりUV420のカット性能にバラツキがある事が分かりました。そこで380~530nmまでのHEV帯域とViolet系(紫光)の400~420nmまでのレンズのスペクトルを詳細に分析し、消費者に注目の高いブルーライト帯域、HEV帯域のそれぞれの物理的カット率ならびに視感カット率を表示するソフトと各種の解析ツールを開発しました。
現在多くのブルーライト用やHEV(高エネルギー可視光線)用メガネが販売されています。ところがレンズメーカーの表示するカット率の規格が統一されておらず、広告で表示される数値のみが独り歩きしていて各社の性能差が不明でした。 そこで当社は米国BWTEK社のマルチスペクトロメータを導入し、ブルーライトとHEVカット率分析ソフト「PC-SPECTRUM64/HEV2」を開発して、皆様のメガネやサングラスの分析サービスを当J-EYE店頭で実施しております。現在ここまで可能な内容を実施できるのは海外でも事例が無く、世界で当店1店だけのサービス業務です。
スペクトル測定は完全予約制です。ご予約のご希望やご不明な点等がございましたらページ上部のお問合せボタンをクリックの上、メールをお願いいたします。
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