特別賞 株式会社ファインスティールエンジニアリング

大賞 フロンティア部門 株式会社アイスリー

優秀賞 フロンティア部門 株式会社誠武

Kanatta!奨励賞 横浜消火器株式会社

Kanatta!奨励賞 株式会社トライアングル

特別賞 株式会社ファインスティールエンジニアリング

大賞 エコ部門 株式会社共立

優秀賞 エコ部門 第一電気株式会社

Kanatta!奨励賞 茅ヶ崎4社共同企業体

 

特別賞 心技隊


刈払機用 新防振機構付ドライブシャフト

  • 代表取締役: 今泉 敏明
  • 取締役常務執行役員: 内田 晃生
  • 所在地: 〒222-0033   横浜市港北区新横浜2-3-4 クレシェンドビル4F
  • 設立:1990年3月 従業員数:10人 
  • 資本金:1,000万円
  • TEL: 045-471-3181   / FAX: 045-471-3183
  • 産業Navi個店ページ:https://www.navida.ne.jp/snavi/5161_1.html
  • 公式ページ:http://www.fine-steel.co.jp/

-ユーザーニーズから始まる世界展開-

ユーザーの要望と接合技術
そして共同開発 ――

 開発のきっかけは、ユーザーが「振動」に非常に困っているという相談を農林業機械メーカーから受けたことにはじまる。 数あるパーツ製作メーカーから相談相手に選ばれた理由とは―― 「通常の防振機構は別体で、重量の増加と耐久性の低下、それからコストが問題だったんです。その全てを改善する為に防新機構とドライブシャフトを一体化できる接合技術、それを持っているのが当社だけだったからです」(内田氏)
 2009年2月から"自社で製作を行い、ユーザーがテストする"という最も要望に応えることが出来る形で開発がはじまった。
 防振効果こそでるが耐久性に問題があり、何度も試作を繰り返した末、スプリングという吸振性能を持ったひとつの機構にたどりつくが…
 「一朝一夕にはいかなくて、耐久性がまだ足りなかったんです」(内田氏)
 試行錯誤の末、スプリングによる防振機構で、望まれる防振効果と耐久値をクリアすることができたのは5月のことだった。

 

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"接合技術"と提携と

今泉 敏明氏

 既にある別体式のものは、コストが高くなり重量が増えてしまうことがユーザーの懸念となっていた。そこで「シャフトと一体化してしまえば重量は抑えられる」という考えが上がった。
 しかし、切削加工ではコストが高くなってしまう。それらを改善するのに重要となるのが同社の"接合技術"である。
 ――かといって、接合技術があれば簡単に出来ると言う訳ではない。従来のフォーマー加工では不可能な同軸度を出す高精度フォーマーによるジョイントを開発する必要があった。
 この加工法を実現するため、大阪の企業と技術提携を行うことになったが簡単にはいかなかった。
 東西を幾度となく往復し、高価な金型を何度も潰し、ようやく完成に至った。提携を行った企業の担当者から「ここ数年で一番難しい仕事だった」と言われたほどだ。

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量産へ…

 刈払機は、草が伸びる春から初夏にかけて需要が最も増える。それに合わせて開発が終わったばかりの同製品は、昨年12月から量産を行っている。
 「今年に限っては状況が違いました」 (内田氏)
 気候の変化からか8月になっても需要が衰えず、売り上げは好調なのだと言う。当初は初年度3万本の予定だったが、2010年8月現在では5万本の売り上げとなっている。

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目標は“全世界”

ドライブシャフトパーツ

 刈払機は、いまや農家ばかりでなく一般家庭でも使われ、世界で年間約1000万台生産されているヒット商品であり、その需要の多くは芝の庭園を持つ海外である。ただしそのほとんどは、防振機構のついた高価なものではなく、ホームセンターで売られている一般的なものだ。今後、海外市場でも防振機構を持たせ安価で販売できるようにと、さらなるコストの削減を模索している。
 製造に必要なエネルギーの削減、資源の削減、提供するコストの低減、利用者の健康への配慮。
 ――どれも言葉にするのは簡単なことだが実現するのは難しい。
 「モノづくりにおいて社会や人を支える。それをいままでも、これからも目標にしたい」 今泉氏の決意は固い。

お問い合わせ 電話:045-671-7125 FAX:045-664-7598
一般財団法人神奈川県経営者福祉振興財団 企画事業部

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