Kanatta!奨励賞 茅ヶ崎4社共同企業体

大賞 フロンティア部門 株式会社アイスリー

優秀賞 フロンティア部門 株式会社誠武

Kanatta!奨励賞 横浜消火器株式会社

Kanatta!奨励賞 株式会社トライアングル

特別賞 株式会社ファインスティールエンジニアリング

大賞 エコ部門 株式会社共立

優秀賞 エコ部門 第一電気株式会社

Kanatta!奨励賞 茅ヶ崎4社共同企業体

 

特別賞 心技隊


アメ玉供給機(通称:グルグルくん)

-茅ヶ崎発、僕らなりの連携-

想定、
大手企業購買担当者の子供。

石塚裕, 田城裕司, 山下祐,笠原真樹

 2年前。「ちがさき産業フェア」出展の誘いを受けた。物販中心、来場者は子供や女性メインの家族連れのイベントである。
 「仕事がひまだった。出展料も安いし、すごい人出の見込めるイベント。そうだ。"子供にウケるなにか"をつくって出展しよう。そしたら、ある子供のお父さんが、実は大手企業の購買担当者だったりして、『これはどこの会社がつくったんだ?』なんて話になって・・・」(山下氏)
 そこまで具体的に想定して、出展を決めた。動きが目に見えて、子供が実際に手でどこかを動かして、スクリューコンベアを利用して。"なにをつくるか"は、すぐに決まった。4回程の会議を経て、製作へ。設計・5軸マシニングが"シンクフォー"、板金・ホッパーが"タシロ"、スクリューコンベアが"大昌製作所"、他の細かい部分全てが"由紀精密"、役割分担は明確だ。

このページの先頭へ

持ち寄った部品が、一発で・・・

グルグルくん1

 苦労したのは会議の日程調整くらい。製作は楽しみながらも、本腰を入れ日中各社で行なった。設計どおり製作する間に、必要な際は連絡をとりつつ、4社で持ち寄った部品。
 「これが、なんと、一発で接合できた。あの時は感動した。それぞれが役割を認識してつくれば、いちばんスムーズに、いちばんよいものができるものなのだと」(石塚氏)
 モノづくりを進めるうちに、その楽しさを再認識した4社。モノづくりの楽しさを、子供達に、伝えたい。その思いが、強く、強くなる。
 「この4社で、こうして自ら0からものをつくりあげるのははじめて。ただ僕らは、単なる交流だけでなく、さまざまな勉強会も一緒に開催している間柄。それがベースにあったからこそ、利益主導に向かわなかったからこそ、共同でモノづくりを形にして得たものは大きい。共通の、"伝えたい思い"」(山下氏)

 

このページの先頭へ

唯一無二の、連携のカタチ。

グルグルくん2

 「企業連合体としては、フラットなところが特徴的。似たような世代で、コアな考え方も似ている」(田城氏)
 1社の強いリーダーシップ下に集う連携ではなく、フラットでアメーバ型。時と場合によって、リーダーは変わり、自在にカタチを変えられる強味を持つ。 地域に根付く自発的な経営勉強会の運営をベースとした、同世代・近隣地域の経営者達だからこそできる、唯一無二の連携のカタチだ。
 「風通しがよい。経営陣だけでなく、現場の人間の交流もある。企業の集合体というよりも、まるで、大きなひとつの会社のような…」(笠原氏)

 

このページの先頭へ

勲章のネーミング、
「グルグルくん」

 あまりに"ベタ"なネーミング、「グルグルくん」。その由来は、彼らにとって、目には見えないかけがえのない勲章だ。 2回目にアメ玉供給機を出展した今年のフェア。1人の子供が、大きな声で叫びながら、嬉しそうに近寄ってきた。
 「あっ、去年の、『グルグルくん』だっ!!!」子供の記憶に、確かに残ったアメ玉供給機。子供ウケを狙いながらも、デザイン上全く子供向けの要素は見られない。どこから見てもシンプルに「機械」の筐体なのに、である。通称はこの時、自動的に決まった。
 大手企業購買担当者とは未だつながらない。だがいま彼らは、手応えと自信、小さいが確かな勲章を胸に刻み、航海に出たばかりだ。地元茅ヶ崎の海を拠点として…。

 

このページの先頭へ

お問い合わせ 電話:045-671-7125 FAX:045-664-7598
一般財団法人神奈川県経営者福祉振興財団 企画事業部

このページの先頭へ