Information
地震被害を低減するための免震技術は古くから広く研究され、数多くの免震テーブルが市販化されています。ですが、従来型では振動周期が0.2〜1秒の通常地震動を対象としており、振幅も150mm〜200mm程度に設定されています。これでは、震度6相当で発生する200mmを超える振幅には対応出来ず、特注品という形で対応するものを作ると高価になり、普及が進んでいないのが現状です。
新潟県中越沖地震や東日本大震災で観測されるような振動周期が2〜3秒の長周期地震動の場合、共振を起こして建物内の家具やロッカー、病院ではベッドなどが移動して事故に繋がるといった被害が発生しています。
これらの被害を抑える為、チーム等々力(6社)と明治大学 大亦絢一郎教授(当時)により共同研究を行い、神奈川産業技術センターの協力を経て、長周期地震に対応する日本で初めての免震テーブルが完成しました。
これらの被害を抑える為、チーム等々力(6社)と明治大学 大亦絢一郎教授(当時)により共同研究を行い、神奈川産業技術センターの協力を経て、長周期地震に対応する日本で初めての免震テーブルが完成しました。
- 【ご利用対象】
- 事業継続計画の事前対策
- ・コンピューターサーバー
- ・精密機器 etc...
- 文化財の保護
- ・美術品や芸術品
- ・仏像等の彫刻品 etc...
- 【特長】
- ・電気による制御等は一切用いず、地震による停電の影響が皆無
- ・メンテナンスフリーに近い状態で利用可能
- ・「摩擦ダンパ」による長周期地震動への対応
- ・外見や大きさのカスタマイズが可能
- 【他社製品との比較】
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免震効果
加速度比振幅
(mm)長周期
地震寸法
(WxDxH)(mm)MT-U型 1/10以下 +-250 ○ 1100x1100x114
(カスタマイズ可)A社 1 1/4 +-200 - 400x1000x90 A社 2 1/4 +-200 - 1000x1000x90 B社 a 1/10 +-180 - 380x380x75 B社 b 1/4 +-365 - 900x900x75
- 【動作映像】 powerd by Youtube
- http://www.youtube.com/watch?v=bF1Zf8CIVsc
- 【注記】
- 1.本装置は許容変位量(+-250mm)を超えるような横揺れには対応できません
- 2.本装置は地震発生時に搭載物転倒防止および軽減するものであり、転倒防止を保証するものはでありません
- 3.本装置の作動範囲+-250mm内に人が立ち入ったり物を置いたりしないでください