特別賞 株式会社ビット・トレード・ワン

代表取締役: 阿部 行成
所在地: 〒252-0231 相模原市中央区相模原8-10-18 3F
設立: 2010年1月 従業員: 9名
資本金: 600万円
TEL: 042-707-0384 / FAX: 042-707-0384
産業Naviページ: http://www.navida.ne.jp/snavi/100202_1.html
公式ページ: http://bit-trade-one.co.jp

「あなたの作品の商品化」をお手伝い!「BTOマイプロダクト サービス」

近年、インターネット・デジタルツールの発展に伴い、個人の方でも素晴らしい電子機器作品を作れるようになってきています。
BTOマイプロダクトサービスは個人の方が制作された「作品」を「製品」にまでブラッシュアップし、製造/販売/サポートを行っていくサービスです。
作品を作ることは出来ても、製品レベルの品質作りこみ、量産、販売、そしうてサポートまで行える個人の方はなかなかおりません。そこを補完し、個人の作品を製品として世に送り込むのが本サービスです。
 

個人を起点とした新しい “ものづくり”賞

30歳で起業

 
個人が製作した“作品”を“製品”にまでブラッシュアップし、製造・販売までサポートする事業BTOマイプロダクトサービスで産業Navi大賞特別賞を受賞。
株式会社ビット・トレード・ワンは、2010年1月に創業した。同社代表取締役・阿部行成氏は、大学で機械科のロボット系分野を専攻する傍ら、秋葉原の電子部品屋でアルバイトをするなど、ものづくりの世界にどっぷりと浸かっていた。卒業後はフォークリフトのモーター制御を扱う会社に勤めていたが「もともと独立してやりたいナ」という思いがあって、30歳で起業する。
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業務内容3つの柱

 
主な業務内容だが、まず受託開発。USB入力機器、タッチセンサ、近接センサ、赤外線などの分野で、「こんなものできないか?」という下絵やポンチ絵程度の構想段階から、設計や3次元モデル化を行う。これまで、レジの年齢確認用USBタッチスイッチを製作。使用時にタッチ部全体が発光しユーザーのタッチを促す機能を盛り込んだ。また、ショーケースに置かれている商品の上に手を被せると商品が光り、説明文が現れる近接センサを開発。ショーケースの下板にセンサが置かれているため、通常のショーケースと見分けがつかないこの技術は、常設博物館でも採用され、稼働中である。
同社の2つめの事業は、Assembly Desk.のブランド名による電子工作キットの設計・製造・販売だ。情報共有サイトアセンブリーデスクをベースに、アクセスしたユーザーと活発にディスカッションし、自由に改造・改変が行われている初心者からベテランまで楽しめる工作キットだ。空気ガイガーカウンターKITは、放射線の仕組みや種類、ガイガーミュラー計数管について知り、放射線を検出するのを学ぶためのキットだったが、2011年の震災直後は別の目的から売り切れてしまった。
さて、3つめの事業がbitFErrousのブランド名で展開する、同社が受託開発で培った技術によって生み出した製品群だ。電流帰還型ポータブルヘッドフォンアンプは人気商品だ。ヘッドフォン本来の周波数特性をスマートフォン、アイポッドなど携帯音楽プレーヤーでも忠実に再現するポータブルアンプである。また、複数同時押しを可能にしたゲーミングキーボードを、重さや薄さ、マウススペースを大きくするなど、タイプ別にラインアップしている。
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かつて「個人」であった自分

 
そしてBTOマイプロダクトサービスは「AssemblyDesk.とbitFErrousのふたつの事業を合わせたもの」と阿部氏は語る。「近年、インターネットやデジタルツールの発展により、個人の方でも素晴らしい電子機器作品をつくり、それをネット上で動画などで発表することができるようになっています。しかし、その“作品”を“製品”としてお店で販売しようとした時、どうしたらいいか?それを実現するのがこの事業です」
個人と共同開発の形をとり、パッケージデザイン、マニュアルや保証書の整備をして量産化し、販売店への卸しや流通経路、販売後のサポートを行っていく。販売量に応じてペイバックするシステムで、個人のほうは製品化に伴う資金をはじめとするさまざまなリスクを負うことはない。
ヒット商品にUSB2BTがある。パソコンと周辺機器を結ぶインターフェース規格であるUSBキーボード、マウス、ゲームパッドなどを、この変換アダプタによってスマートフォン・パソコンにも対応可能にするものだ。これによって使い慣れたパソコン周辺機器でスマートフォンを操作できる。自転車のホイールにLEDを付けて画像をライトアップするANIPOVも話題となった製品。パソコンで好みの画像データを流し込むことで、オリジナル画像を映し出せるのが特性だ。
今回の受賞について阿部氏は「素直にうれしいです」と語る。「ものづくり、設計製造は個人でできるものが多く、レベルも高い。けれど、製品レベルにまでは届いていません。それを製品化するのがこのサービスです」
かつてはものづくりが好きだった「個人」であった阿部氏は「個人のエンパワーメント、個人が行うものに大きな賞をくれたこと、認めてもらえたことになにより喜びを感じる」と言う。「今回の受賞を機に、さらに間口を広げ、たくさんの作品をきちんとビジネスに乗せていけたら」と前を向く。
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