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かながわの元気な企業

かながわの元気な企業

株式会社 ミナロ

代表取締役 緑川 賢司

創業してわずか5年。約700もの企業が集まる日本有数の工業団地である横浜金沢産業団地の一画に自前の本社兼工場をかまえ、木型と治具の製造・販売を手がける株式会社ミナロ。
創業と同時に社長に就任した緑川社長は、現在40歳。インターネットを積極的に活用することはもちろん、書籍掲載、テレビ・ラジオ出演、執筆、講師、パネ ラー等の仕事依頼を積極的に引き受けることにより、自社の技術力と製品情報等を惜しみなく発信し、新たな事業展開に結び付けることに成功している。

突然の独立

平成14年8月、私が20歳から勤務してきました当社の前身である会社は業績不振を理由に突然一般業務を停止しました。その時残された従業員が新しく立ち上げたのがこのミナロです。
ミナロという社名は設立時のメンバー全員の名前からつけたものですが、わかりやすく、インターネットの住所であるドメインの取得に有利なことが決めてとなり決定しました。
当社の設立過程には以上のような紆余曲折がありましたが、独立後は得意の木型・モデルモックアップ製作・3次元加工および様々な治具の製作を中心に順調に業績を伸ばしております。

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木型と治具

本業は木型と治具の製作ですが、現在、木型の材料に天然木を使用することはほとんどありません。 天然の木には木目の問題があり、加工方向を間違えると目に沿って割れてしまうことがあります。
また、なんと言っても森林破壊に繋がります。そこで現在では天然木の代わりにウレタン系で、木目がなく切削加工の際の方向性を問わない「ケミカルウッド」という優れた人工木材を使用します。
治具とは一般的にあまり馴染みのない言葉ですが、製造現場ではとても便利で重要なものです。
治具にはいくつかの種類がありますが、私どもの主力製品の検査治具は製品検査を目的としたものです。
一般的に量産品は製造過程で検査治具を使い製品の形状チェックを行います。従いまして製造現場におきまして検査治具は必要不可欠な物であり、身の回りの量産品で治具を使わずにできたものは無いといっても過言ではありません。
私どもの治具・検査治具はコストと使いやすさを徹底的に追求しており、創業してわずか5年にもかかわらず自動車、家電、玩具、大学等、数多くのユーザーにご利用いただけるようになりました。

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インターネットで情報発信

私どもには営業マンはいません。仕事の受注の多くはホームページを通してのものであり、ホームページがなかったら会社が存続することすらできなかったかもしれません。
これからは製造業にも広報が必要です。当社が起業してわずか5年で取引先数が500社を超えた理由は、ホームページやメルマガ、ブログ等様々な媒体を使い自ら惜しみなく情報発信を行ったことにあります。
このようにインターネットで情報発信を積極的に行うとその分知名度が上がり、問い合わせが増えることはもちろん、口コミでの仕事の紹介も増え、結果新規の仕事を受注するチャンスが確実に増えることがわかりました。

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2.5次産業

「2.5次産業」・・・つまりは製造者が自ら製品を作って売ることです。
今までの中小零細製造業は下請け業が主体で、親会社から注文がないとモノを作ることができないため、親会社の都合で注文が不安定となるなど非常に弱い立場にありました。
実際、バブル経済崩壊後、数多くの高度な技術を持った中小零細製造業が受注量の減少などで廃業に追い込また現実があります。
現在の日本の製造業を取り巻く環境はコストダウン、人手不足、海外への技術・生産拠点の移転、設備投資等々問題が山積しております。また、今までのように 安く大量につくる時代から、ブランド、デザイン、オリジナル性が重視される時代へと確実に変化してきており、既存の製造業者が生き残り、成長することは容 易ではありません。
そこで、私どもはこれからの製造業の在り方を考え、「日本の物づくり応援企業」を合言葉に異業種・異分野間の連携による"横のつながりでモノを作って、自らが売る"という新しい経営スタイルに取り組み、提案しております。
「2.5次産業」を実践することができれば、製造業の新たな道を拓くことができる。 私どもはそう確信しております。

社  名 株式会社 ミナロ
所在地 〒236-0004 横浜市金沢区福浦2-13-34
電話・FAX Tel.045-784-6692/Fax.045-784-6693
事業内容 木型モデル、モックアップ、検査治具、試作品の製作・ケミカルウッドの販売

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