
申告するには
医療費控除申告方法
1年間に10万円以上の医療費を支払った場合、「医療費控除」という制度を利用し、税金負担を軽くする(税金の還付を受ける)ことができます。一ヶ所から給与を受けているサラリーマンは年未調整により税金の清算が行われる為、通常は確定申告を必要としませんが、年未調整では医療費控除は考慮されません。ですから「医療費控除」を受けるには個人で税務署に申告書を提出しなければなりません。
「医療費控除」に必要なものは
- 1.源泉徴収票(給与支払者より入手)
源泉徴収票記入例
- 2.所得税の確定申告書(税務署または市区役所で入手)
確定申告書記入例
- 3.医療費の領収証を添付した内訳書
申告書作成の手順
- 1.申告書の上部、及び給与支払者を記入する。印鑑は"みとめ印"(いわゆる三文判)でも良い。
- 2.源泉徴収票の太枠の数字4ヶ所を申告書の太枠に転記する。
- 3.医療に要した費用の明細を医療費控除の内訳書に記入し、合計金額を出す。
- 4.医療費控除の内訳書の太枠の数字2ヶ所を申告書の太枠に転記する。
- 5.申告書(4)の金額(医療費控除)を出す。
通常は実際支払った医療費の金額がら10万円を差し引いた金額となる。
434,000円 − 100,000円 = 334,000円
- 6.申告書(6)の金額を出す。
(2)2860,361円+(4)334,000円=(6)3,194,361
- 7.申告書(7)の金額を出す。
(1)4,785,000円−(6)3,194,361円(7)1,590,000円;千円未満は切捨
- 8.申告書(7)の金額(医療費控除後の納税額)を出す。
(7)の数字をもとに下表より計算
| 課税される所得金額 |
税 率 |
控 除 額 |
| 1,000円から 3,299,000円まで |
10% |
0円 |
| 3,300,000円から 8,999,000円まで |
20% |
330,000円 |
| 9,000,000円から 17,999,000円まで |
30% |
1,230,000円 |
| 18,000,000円から 229,999,000円まで |
40% |
3,030,000円 |
| 30,000,000円以上 |
50% |
6,030,000円 |
|
(7)1,590,000円×10%−0円=(8)159,000円
- 9.申告書Jの金額はGの金額を記入する。(住宅取得等特別控除はないので)
(13)192,000円−(11)159,000円=(14)33,000円
- 10.医申告書Mの金額(還付金額)を出す。
- 11.申告書の一番下のミシン線以下の部分を記入し、割印する。
印鑑は"みとめ印"(いわゆる三文判)でも良い。